となりのマイスター流天気予報

その土地の自然現象をもとに天候を予測するのが「観天望気」。昔から伝えられてきた田舎暮らしの知恵で、自然ともっと友達になれますね。

 

三味・太鼓の音が濁ると雨の兆し/実際に楽器を演奏している人には音の違いが分かるそうです。湿度の過多により微妙に寸法や性質が変わるので響きも変わるとのこと。

 

雨蛙が鳴くと雨/ご存知、観天望気の代表的予報官。薄い皮膚で湿気や気圧の兆候をいち早く感じ取って鳴くのだそうです。ある調査によると、蛙が鳴いて30時間以内に雨が降り出した割合は、50%から70%にもなるそうですぞ。

 

炭火のよくおこるは晴れ/高気圧の圏内に入ると湿度が低く木炭が乾燥し、一方で低気圧が近づくと湿度が高くなりこれを吸収するということ。アウトドア活動での湿度計としてご利用ください。

 

ドジョウが浮きあがると晴天つづく/晴天が続く→水の動きが無くなる→水中の酸素が減少→ 酸素を求めて水面に顔を出す。童謡の「ドジョウが出てきて こんにちは 坊ちゃん一緒に遊びましょう」は、実は池に住むドジョウの酸欠状態を歌っていたのです!

 

さて、あなたの観望天気は?